第20回の小規模事業者持続化補助金を考えている方に、内容の検討より先にやっておいてほしいことがひとつだけあります。GビズIDプライムの取得です。
結論から言うと、マイナンバーカードをお持ちなら最短即日、持っていない場合は書類郵送で最大1か月かかります。申請受付の始まる11月に慌てないために、このページを読んだ週のうちに済ませておくのがおすすめです。
GビズIDとは。なぜ必須なのか
GビズIDは、国の行政手続きにオンラインでログインするための共通アカウントです。持続化補助金の申請は「Jグランツ」という電子申請システムから行いますが、このログインにGビズIDの「プライム」アカウントが必要になります。
注意したいのは、GビズIDには種類があることです。メールアドレスだけで作れる「エントリー」というアカウントもありますが、エントリーでは補助金の申請はできません。最初から「プライム」を取得してください。
料金は無料です。
取り方は2通り
オンライン申請(最短即日)
マイナンバーカードと、カードを読み取れるスマートフォンがあれば、書類の郵送なしで完結します。流れは次のとおりです。
- スマートフォンに「GビズIDアプリ」をインストールする
- パソコンでGビズID公式サイト(gbiz-id.go.jp)を開き、プライムのオンライン申請に進んでメールアドレスを登録する
- 届いたメールから、事業者名・代表者氏名・所在地などの基本情報を入力する
- アプリでパソコン画面のQRコードを読み取り、マイナンバーカードをスマートフォンにかざして本人確認する
- 審査完了の連絡が来たら取得完了
法人の場合も、代表者ご本人のマイナンバーカードで申請できます。
書類申請(最大1か月)
マイナンバーカードがない場合は、申請書と印鑑(登録)証明書を郵送する方法になります。審査は順番待ちのため、発行まで最大1か月と案内されています。第20回の申請受付は11月5日〜12月15日。書類ルートで行くなら、10月に入る前には投函しておきたいところです。
つまずきやすいポイント3つ
1. 署名用電子証明書のパスワード
オンライン申請では、マイナンバーカードの「署名用電子証明書」のパスワード(英数字6〜16桁)を使います。設定した覚えがない・忘れた、という方が意外と多い項目です。忘れている場合は市区町村の窓口で再設定が必要になるので、先に確認しておいてください。
2. 代表者本人の名義で
アカウントは事業者の代表者本人のものとして作ります。ご家族やスタッフの方のマイナンバーカードでは申請できません。
3. 「あとで取ればいい」が一番危ない
締切の直前は、計画書の仕上げ、商工会・商工会議所とのやり取り、見積書の手配が重なります。そこにID取得のトラブル(パスワード再設定や書類の不備)が加わると、間に合わないことが現実に起こります。IDだけは、何も決まっていない今のうちに取れる唯一の準備です。
取得できたら、次は段取りの確認を
GビズIDプライムが手に入ったら、第20回の準備は「いつ・何をするか」の段取りに進みます。当社の逆算スケジュールのページでは、今日の日付から様式4の締切・申請締切までの残り日数を自動計算できますので、あわせてご覧ください。
なお、そもそも第20回の対象になりそうかどうかが気になる方は、7つの質問に答えるだけの無料診断もご用意しています。個人情報の入力は不要で、約3分で終わります。
→ 補助金3分診断
補助金を使うべきかどうかの整理から相談したい方は、補助金サポートのページへどうぞ。
→ 補助金サポート
※本記事の手順・日数は2026年8月時点のGビズID公式サイトの案内にもとづいています。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
京都産業21 登録専門家(No.46)/滋賀県DX協創パートナー/デジタル庁 デジタル推進委員。2002年開業、創業25年目。京都・滋賀を中心に1万件超のWeb活用・制作に携わる。 会社概要を見る

