保留相談
ナポリのカフェには、
飲まれていないコーヒーが置いてある。
誰かが1杯多く支払い、見知らぬ誰かのために「保留」しておく。
カッフェ・ソスペーゾと呼ばれる、100年続く習慣です。
その相談版を、京都・滋賀で始めます。
カッフェ・ソスペーゾとは
イタリア・ナポリのカフェには、コーヒーを2杯分払って1杯だけ飲む人がいます。残りの1杯は店に「保留」され、後から来た誰か——今日はコーヒー1杯に迷う誰か——が、無料で飲むことができます。
誰が払ったのかは分かりません。誰が飲んだのかも、払った人には分かりません。それでもこの習慣は100年以上続いています。
コーヒーの代わりに、15分の相談を
創業したばかりの頃を思い出すと、いちばん困っていたのはお金のことだけではありませんでした。「こんなことを聞いていいのか分からない」「誰に聞けばいいのか分からない」——相談の入口そのものが見つからないことでした。
当社には「15分立ち話相談」という、3,300円のオンライン相談枠があります。この1枠を、先輩経営者や地域の方が先に支払っておき、創業まもない誰かが無料で使える仕組みにしました。
それが「保留相談」です。
仕組みは3ステップ
1. 贈る
3,300円(税込)で「保留相談チケット」を1枚購入。お名前は本名でもニックネームでも、匿名でもかまいません。
2. 当社が預かる
チケットは当社が「保留」として預かり、このページに現在の枚数を表示します。有効期限は6か月です。
3. 誰かが使う
創業まもない方が無料で15分相談を受けます。使われたとき、贈り主へ「あなたの1枚が使われました」と匿名でお報せします。
贈りたい方へ
1枚3,300円(税込)。決済はSquareの安全なページで完結します。贈り主と使う方は、互いに誰かは分かりません。
期限までに使われなかったチケットは、当社が「公益枠」として責任を持って必ず誰かの相談に使います。宙に浮いたままにはしません。チケットの性質上、決済後の返金には対応していません。
使いたい方へ
創業からおおむね3年以内で、京都・滋賀で事業をされている方(これから創業する方も含みます)。審査はありません。自己申告だけで大丈夫です。
保留があるときに、お問い合わせフォームから「保留相談を使いたい」とひとこと添えてご連絡ください。予約のご案内をお送りします。相談は通常の15分立ち話相談と同じ内容です(オンライン15分・画面共有可)。
現在の保留:1枚(2026年9月1日開始)
当社の約束
1枚目は、当社が保留しました。ナポリの流儀にならって、まず自分たちから始めます。
誰が贈ったか、誰が使ったかは、互いに明かしません。贈り主へのお報せも「使われました」の一言だけです。相談の内容が贈り主へ伝わることは、一切ありません。
この仕組みでは、当社は仕組みの番人です。売上のためではなく、この地域で商売を始めた誰かの最初の15分のために運営します。
