このメールが届いた方へ(先に結論)
これは、Metaが2026年4月に発表したアカウントの仕組みの変更で、1年ほどかけて自動的に切り替わっているところです。届いた方が気にされる点を、先にまとめます。
- 勝手に変わったのですか:発表では、アカウントセンターからMetaアカウントへの移行は自動で行われるとされています。当社に届いたメールにも、含まれるのは同じアカウントセンターに以前追加したプロフィールだけと書かれていました。新しく何かがつながったわけではなく、前からのつながりがそのまま移った、ということです
- お金はかかりますか:発表にも当社に届いたメールにも、料金がかかるという話は出てきません
- 何か操作が必要ですか:当社に届いたメールには、入力や期限までの手続きを求める文はありませんでした。どのプロフィールが含まれているかを見ておけばよい、というのが当社の見方です
- 何が変わりますか:ログインと、プライバシーやセキュリティなどの設定がまとまります。投稿の公開範囲のようなアプリごとの設定は各アプリのままです。プロフィールはアプリごとに別のままで、フォロワーやメッセージも、投稿のやり方も変わりません
ただし、よく似た偽のメールに気をつけてください。メールのリンクからログインせず、いつものアプリを開いて設定から確かめるのが安全です。
お店や会社のアカウントを運営している方へ
この機会に確かめておきたいのは、どのプロフィールが同じMetaアカウントに入っているか、2段階認証などログインの守りが足りているか、上に書いた偽のメールへの注意の3つです。くわしくは、この下の「お店や会社のアカウントで確かめたい3つのこと」で説明しています。
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はじめに
2026年10月20日の朝、当社にMetaから「Metaアカウントにアップデートされました」というメールが届きました(件名は「MetaアプリでMetaアカウントにアップデートしました」)。当社が運営している「京都・滋賀プレスリリース」のInstagramとThreadsのアカウントについての知らせです。
「勝手に何か変わったのか」「お金がかかるのか」「そもそも本物のメールなのか」。同じメールや通知を受け取って、戸惑っている方も多いと思います。正直に言うと、当社も最初はよく分かりませんでした。
調べてみると、これはMetaが2026年4月に発表したアカウントの仕組みの変更で、1年ほどかけて自動的に切り替わっているところでした。この記事では、何が変わって何が変わらないのか、お店や会社のアカウントで確かめておきたいことをまとめます。
何が起きているのか
Metaは2026年4月23日(米国時間)、新しくなった「Metaアカウント」を発表しました。これまで「アカウントセンター」でつないでいたFacebook、Instagram、Messenger、Threads、Meta AI、AIグラスなどを、1つのMetaアカウントでまとめて扱えるようにするものです。
発表によると、アカウントセンターは今後1年ほどかけて、自動的にMetaアカウントへ移っていきます。移ったときには通知が届くとされていて、今回のメールはその知らせです。発表では、移行は自動で行われ、アプリの使い方は変わらないとされています。原文はMetaの発表のページで読めます。
変わること
届いたメールに「変更点」として書かれていたのは、次の4つです。
- ログインがまとまる:今と同じログイン情報のまま、アプリをまたいで入れるようになります。希望すれば、パスワードを1つにまとめることもできます
- 守りの設定が増える:パスワードの代わりに指紋や顔認証で入る「パスキー」が、Facebook、Messenger、Instagramで使えます
- 設定が1か所になる:プライバシー、セキュリティ、個人の情報、広告の設定を、まとめて見られるようになります
- 新しいアプリやデバイスにそのまま入れる:ThreadsやMeta AI、AIグラスなどを使い始めるとき、同じMetaアカウントで入れます
変わらないこと
- プロフィールはアプリごとに別のままです。フォロワー、メッセージ、連絡先も変わりません
- 投稿やストーリーズのやり方も変わりません
- Facebookの投稿の公開範囲のような、アプリごとの設定はこれまでどおり各アプリで決めます
- Metaアカウントにどのプロフィールを入れるかは、あとから選び直せます
なお、発表にもメールにも、料金がかかるという話は出てきません。
まだ届いていない場合
移行は1年ほどかけて自動的に進むため、まだ届いていないアカウントもあります。移行は自動で行われるとされているので、届いたときに、このあとの3つを確かめれば十分です。
お店や会社のアカウントで確かめたい3つのこと
個人で使っているだけなら、通知を読んでおくくらいで十分です。ただ、お店や会社のInstagramやFacebookを運営している場合は、この機会に次の3つを確かめておくことをおすすめします。
1. どのプロフィールが同じMetaアカウントに入っているか
メールには、このMetaアカウントに含まれるのは、同じアカウントセンターに以前追加したプロフィールだけだと書かれていました。新しく何かがつながったわけではなく、前からのつながりがそのまま移った、ということです。
気をつけたいのは、担当者個人のFacebookと、お店のInstagramが同じアカウントセンターに入っていた場合です。そのまま同じMetaアカウントにまとまります。担当者が替わるときや、代替わりのときに、お店のアカウントだけを引き継ぎにくくなることがある、というのが当社の見方です。発表では、アプリごとに別々のMetaアカウントにして使い分けることもできるとされています。メールに書かれているプロフィールの一覧を見て、組み合わせが思っていたとおりかを一度確かめてください。
いくつものお店やブランドのアカウントを1人で管理している場合も、どれとどれが同じMetaアカウントに入っているかを書き出しておくと、あとで迷いません。
2. ログインの守りが足りているか
1回のログインでいくつものアプリに入れるのは便利です。その分、パスワードが1つ漏れたときに入られてしまう範囲も広がる、というのが当社の見方です。
2段階認証(多要素認証)と、いつもと違う場所からのログインを知らせる設定が入っているかを見ておきましょう。パスキーが使えるなら、それも選べます。お店のアカウントを何人かで同じパスワードで使っている場合は、とくに大事です。
3. よく似た偽のメールに気をつける
当社に届いた今回のメールは、noreply@email.meta.com という送り主から届きました。ただ、送り主の表示はまねすることができるので、それだけで本物と決めないでください。「アカウントが新しくなりました」という知らせは、まねされやすい形のメールだと当社は考えています。今回の通知は、何かを入力させたり、急いで操作させたりするものではありませんでした。メールのリンクからログインせず、いつものアプリを開いて設定から確かめるのが安全です。「パスワードを入れないと使えなくなる」といった急かす文面があれば、まず疑ってください。
当社に届いたメールの場合
当社に届いたメールでは、含まれるプロフィールとして、京都・滋賀プレスリリースのInstagramとThreadsの2つが並んでいました。どちらも同じ名前のアカウントで、ほかのアプリのプロフィールは入っていませんでした。前からアカウントセンターでつないでいた2つが、そのままMetaアカウントになった形です。
よくある疑問
何か操作をしないといけませんか
発表では、アカウントセンターからMetaアカウントへの移行は自動で行われるとされています。届いたメールにも、何かを入力したり、期限までに手続きをしたりするよう求める文はありませんでした。まずはメールを読んで、どのプロフィールが含まれているかを見ておけばよい、というのが当社の見方です。
パスワードは変わりますか
メールには、今使っているものと同じログイン情報のまま入れると書かれていました。アプリをまたいで使える1つのパスワードを作ることもできますが、これは希望する人が選ぶものです。変えなければいけないわけではありません。
InstagramとFacebookは別々にしておきたいのですが
発表では、アプリごとに別々のMetaアカウントにして使い分けることもできるとされています。メールにも、Metaアカウントに含めるプロフィールはいつでも選べると書かれていました。お店のアカウントと担当者個人のアカウントを分けておきたい場合は、アプリやウェブサイトの「Metaアカウント」の設定で、含まれているプロフィールを確かめてください。
スタッフと同じアカウントを使っています。気をつけることは
1つのパスワードでいくつものアプリに入れるようになると、そのパスワードを知っている人が入れる範囲も広がる、というのが当社の見方です。担当が替わるときは、パスワードを変えるだけでなく、2段階認証の確認コードが辞める人のスマホに届く設定のままになっていないかも確かめてください。
当社の考え:仕組みが変わったときは「誰のものか」を確かめる日
お店のSNSは、始めたときの担当者の個人アカウントにつながったまま、何年も使われていることがよくあります。ふだんは困りませんが、担当者が辞めたとき、ログインできなくなったとき、乗っ取られたときに初めて問題になります。
今回のような仕組みの変更は、そのつながりを見直すよい機会です。通知が届いたら、慌てて何かをする必要はありません。「このアカウントは誰のもので、誰が入れて、どう守っているか」を1度だけ確かめておくと、あとで困ることが減ります。
SNSの続け方などを、継続して相談できる相手がほしい方は、ネット顧問サービスをご覧ください。
京都産業21 登録専門家(No.46)/滋賀県DX協創パートナー/デジタル庁 デジタル推進委員。2002年開業、創業25年目。京都・滋賀を中心に1万件超のWeb活用・制作に携わる。 会社概要を見る

