「ホームページを作ったはいいものの、気づけば何年も更新していない…」
「何を書けば良いのかわからず、結局そのままになっている」
「新しい情報といえば、年末年始の休業案内くらいだ」
もし、こういった状況に心当たりがあるなら、この記事は貴社のためにあります。
京都という歴史と文化が息づく街で、日本の美意識を象徴する京焼・清水焼。その伝統の灯火を守り、数多の窯元や作家と、全国の小売店や料理店とを結ぶ重要な架け橋である卸売業の皆様。その価値ある事業とは裏腹に、ホームページの活用に悩みを抱えている企業様は、決して少なくありません。
多くの方が、「時間がないから」「担当者がいないから」と、更新が止まる理由を考えていらっしゃいます。しかし、それらは表面的な原因に過ぎません。特に、京都の京焼・清水焼卸売業という、伝統と格式、そして複雑な商習慣が絡み合う業界には、他業種とは異なる、もっと根深く、本質的な悩みや課題が存在するのです。
この記事では、「ホームページ制作 京都」や「ホームページリニューアル 京焼・清水焼卸売業」といったキーワードで情報を探されている皆様へ、なぜホームページの更新が止まってしまうのか、その「本当の理由」を深掘りします。そして、その悩みを乗り越え、貴社の事業を力強く後押しするホームページを育てるためのヒントを、具体的にお伝えしていきます。
制作会社の選び方といった話はいたしません。その一歩手前にある、最も重要な「貴社自身の課題整理」に焦点を当てた、実践的な内容です。
もくじ
- 1 なぜ、あなたの会社のホームページは更新が止まってしまうのか?
- 2 京焼・清水焼卸売業に特有の「ホームページ更新が止まる5つの本当の理由」
- 3 更新が続くホームページにするために、制作前に考えるべき3つのこと
- 4 京焼・清水焼卸売業のためのホームページQ&A
- 5 まとめ:ホームページは「作る」ものではなく、「育てる」もの
- 6 京焼・清水焼卸売業のホームページ関連記事
- 7 ホームページ制作やリニューアル、サイト運営サポートの事例
- 8 京都の京焼・清水焼卸売業の会社のサイト運営サポートをご希望の方
- 9 京都の京焼・清水焼卸売業の会社のホームページリニューアルをご希望の方
- 10 京都の京焼・清水焼卸売業の会社のホームページ制作をご希望の方
なぜ、あなたの会社のホームページは更新が止まってしまうのか?
冒頭でも触れましたが、ホームページの更新が滞る理由として、一般的に以下のような点が挙げられます。
- 日々の業務が忙しく、ホームページにまで手が回らない。
- 専任のWeb担当者がおらず、誰がやるのか曖昧になっている。
- 更新作業のやり方が難しく、特定の社員しか操作できない。
- そもそも、どんな情報を発信すれば良いのかネタが思いつかない。
- 費用をかけて更新しても、効果が見えにくいと感じている。
これらは確かに事実でしょう。しかし、京都で京焼・清水焼という伝統産業の卸売に携わる皆様の悩みは、もっと複雑で、業界特有の事情が絡み合っているのではないでしょうか。
例えば、「伝統ある京焼・清水焼の価値を、安っぽく見せたくない」という想いが、かえって情報発信のハードルを上げていたり、「取引先ごとに卸価格が違うのに、Webでどう情報を出せばいいんだ」という卸売業ならではの商習慣が、コンテンツ作りの障壁になっていたりするのです。
次の章では、こうした京焼・清水焼卸売業に特有の「ホームページ更新が止まる本当の理由」を5つの側面から解き明かしていきます。
京焼・清水焼卸売業に特有の「ホームページ更新が止まる5つの本当の理由」
一般論では解決しない、この業界ならではの根深い課題。それに一つずつ向き合うことが、活きたホームページへの第一歩となります。
1. 膨大な商品点数と、アナログで複雑な情報管理
一つ目の理由は、商品の管理が極めてアナログかつ複雑であるという点です。
皆様が取り扱う商品は、数名の職人が手掛ける一点ものの作家物から、量産される日常使いの器まで、多岐にわたるはずです。その一つひとつに、寸法、素材、作家や窯元の情報、そして卸価格や参考上代といったデータが付随します。
多くの企業では、これらの情報が紙の台帳や個別のExcelファイルで管理されています。 新しい商品が入荷するたびに、写真を撮り、サイズを測り、説明文を考え、ファイルに入力する…この作業だけでも大変な手間です。いざホームページに掲載しようと思っても、「あの商品の写真データはどこだっけ?」「この作家さんの情報は最新だろうか?」と、情報の捜索から始めなければなりません。
さらに、卸売業の特性上、すべての商品をホームページに掲載するわけにはいかない、という事情もあります。定番品、季節限定品、得意先限定品など、商品には様々なカテゴリが存在します。この「Webに出す情報」と「出さない情報」の切り分けが曖昧なままでは、更新のたびに「これは載せて良いんだっけ?」と判断に迷い、作業がストップしてしまうのです。
つまり、日々の業務で使っている商品管理の仕組みと、ホームページの裏側が連携していないため、更新作業が「本来の業務」とは別の「特別な手間」になってしまっているのです。これでは、腰が重くなるのも当然と言えるでしょう。
2. 「伝統」の価値を守りたい想いと「Web」の表現手法とのジレンマ
二つ目の理由は、京焼・清水焼が持つ「伝統」や「格式」という無形の価値を、どうWebサイトで表現すれば良いのか、というジレンマです。
皆様は、自社が扱う器が、単なる「モノ」ではなく、長い歴史の中で培われた技術と、職人の想いが込められた「作品」であることを深く理解されています。だからこそ、「Webサイトで紹介することで、価値が軽々しく見られてしまうのではないか」「安っぽいデザインのページに、大切な商品を載せたくない」という強い想いをお持ちのはずです。
この想いは、品質を守る上で非常に重要です。しかし、時にそれがWebでの情報発信において、過剰なブレーキとなってしまうことがあります。
- 完璧な写真でなければならない、という思い込みから、写真撮影のハードルが上がり、新商品の掲載が遅れる。
- 格式高い、格調高い文章でなければならない、と考えすぎて、お知らせ一つ書くのにも時間がかかり、結局公開されない。
- SEO対策(検索エンジンで上位に表示されるための施策)のためにキーワードを入れる、といった手法が、「商売っ気を出しすぎているようで、はしたない」と感じてしまう。
Webサイトは、いわば全世界に向けた開かれた玄関です。その玄関にふさわしい「しつらえ」をしなければならない、という京都ならではの美意識や誇りが、結果として更新の心理的ハードルを極限まで高めてしまっているのです。伝統を守る責任感と、Webという現代的なメディアの特性との間で、表現の最適解が見出せずにいる状態が、更新の停止に繋がっています。
3. 卸売業ならではの「誰に、何を伝えるか」という目的の曖昧さ
三つ目の理由は、卸売業というビジネスモデルに起因する、ホームページの目的設定の難しさです。
一般的なBtoC(企業対消費者)のECサイトであれば、目的は明確です。「商品を魅力的に見せて、多くの人に買ってもらうこと」。しかし、卸売業のホームページの目的は、そう単純ではありません。
貴社の顧客は誰でしょうか?
- 全国の百貨店やセレクトショップのバイヤー
- 京都の老舗料亭や、モダンなレストランの料理長
- ホテルの備品担当者
- 海外の日本食器に関心を持つ事業者
それぞれの顧客が求めている情報は全く異なります。バイヤーは掛け率やロット数、納期といった取引条件を知りたいかもしれません。料理長は料理が映える器の新作や、特定のテーマ(例:おせち料理に合う器)に沿った提案を求めているかもしれません。
さらに、最近では一般の個人の方から「この器はどこで買えますか?」といった問い合わせが入ることもあるでしょう。あるいは、求職者が「どんな会社だろう?」とホームページを訪れるかもしれません。
このように、多様なターゲットが混在する中で、「誰に、何を、どこまで見せるか」という情報設計が非常に難しいのです。価格を載せるべきか、載せないべきか。取引条件は明記すべきか、問い合わせてもらうべきか。この根本的な方針が定まっていないと、いざ「ブログを更新しよう」「新商品を追加しよう」と思っても、「この情報は、A社さんには有益だけど、B社さんには見せたくないな…」「一般の人がこれを見たら、どう思うだろう?」といった迷いが生じ、筆が止まってしまうのです。目的が曖昧なままでは、コンテンツに一貫性がなくなり、更新のモチベーションも維持できません。
4. デジタル人材の不在と、業務の「超」属人化
四つ目の理由は、多くの伝統産業が抱える構造的な問題、すなわちITやWebに詳しい人材の不足です。
これは、単に「パソコンが得意な若手がいない」というレベルの話ではありません。京焼・清水焼という専門分野を深く理解し、かつWebマーケティングの知識も持ち合わせている人材は、極めて稀です。
結果として、ホームページの管理は、以下のような状況に陥りがちです。
- 社長や役員が、手探りで更新している。
- 事務の担当者が、他の業務の合間に、やり方が分かる範囲でなんとか対応している。
- 数年前に制作を依頼した会社に、簡単な更新でもいちいち費用を払ってお願いしている。
- 過去に少し詳しかった社員が退職してしまい、今や誰もログイン方法すら分からない「聖域(サンクチュアリ)」と化している。
このような状態では、迅速な情報更新など望むべくもありません。特定の誰かの知識と経験に依存した「超」属人化された状態は、非常に脆弱です。その担当者が不在になった瞬間に、ホームページは完全にその生命活動を停止してしまうのです。
また、この問題は「誰が更新作業をするか」だけでなく、「何を更新するかという企画を誰が考えるか」という点にも及びます。市場のトレンドを読み、顧客のニーズを捉え、自社の強みをWebコンテンツに落とし込む、という戦略的な視点を持つ人材がいなければ、ホームページは宝の持ち腐れとなってしまいます。
5. 費用対効果への懐疑心と、見えにくい「Web資産」という価値
最後の理由は、ホームページ運営に対する費用対効果が見えにくい、という根本的な懐疑心です。
卸売業の場合、ホームページから直接商品が売れて、売上が立つ、というケースは稀です。BtoB取引の多くは、Webサイトを見て、電話やメールで問い合わせがあり、その後、商談を経て成立します。このため、ホームページがどれだけ売上に貢献したのかを直接的に測定することが難しいのです。
「お金と時間をかけてお知らせを更新しても、問い合わせが増えるわけでもないし…」
「アクセス数が増えたからといって、それが売上に繋がっている実感がない」
こうした思いから、ホームページの更新は「緊急ではないが、重要なこと」ではなく、「緊急でもないし、重要でもないこと」として扱われ、優先順位がどんどん下がっていきます。
しかし、これはホームページの価値を「直接的な売上」という単一のモノサシでしか見ていないために起こる誤解です。現代において、ホームページは24時間365日働く、企業の「顔」であり、「信頼の証」です。
- 新規の取引先候補が、貴社と取引を始める前に、必ずと言っていいほどホームページをチェックします。そこに最新の情報がなかったら、どう思うでしょうか?
- 金融機関が融資を検討する際にも、企業の活動実態を把握するためにホームページは重要な情報源です。
- 腕の良い職人さんや、意欲のある若手を採用したいと考えたとき、ホームページが貧弱では、企業の魅力は伝わりません。
これらはすべて、すぐにお金には換算できないかもしれませんが、事業を継続し、成長させていく上で不可欠な「Web資産」としての価値です。この無形の価値を社内で共有できていないことが、更新への投資を躊躇させ、結果的にホームページを塩漬けにしてしまう大きな原因となっているのです。
更新が続くホームページにするために、制作前に考えるべき3つのこと
では、どうすればこの負のスパイラルから抜け出せるのでしょうか。それは、ホームページ制作やリニューアルという「手段」に飛びつく前に、その土台となる「目的」と「体制」をじっくりと考えることに尽きます。
1. ホームページで「誰に」「何を」伝え、「どうなってほしいのか」を徹底的に明確にする
まず、曖昧になっているホームページの目的を、解像度高く、具体的に設定することから始めましょう。
「誰に(ターゲット)」
前述の通り、貴社のホームページには様々な立場の人が訪れます。それらすべてを満足させることは不可能です。思い切って、最も重要視するターゲットを決めましょう。例えば、「京都府外の、これまで取引のなかった中規模の和食店の店主」といったレベルまで具体的に絞り込みます。
「何を(コンテンツ)」
ターゲットが決まれば、伝えるべき内容(コンテンツ)もおのずと見えてきます。先の店主が知りたいのは、美しい器の写真だけでしょうか?いいえ、おそらくは「自分の店の料理を、どう引き立ててくれるのか」「小ロットでも取引は可能なのか」「季節ごとのおすすめは何か」といった、自分の商売に直結する情報のはずです。
- 事例紹介: 実際に貴社の器を使っている飲食店の紹介記事。
- 特集コンテンツ: 「夏の涼を演出するガラス質の器特集」など、季節やテーマに合わせた提案。
- よくあるご質問(FAQ): 「最小ロットはどのくらいですか?」「名入れは可能ですか?」など、想定される疑問への回答。
「どうなってほしいのか(ゴール)」
そのターゲットに、コンテンツを読んでもらった結果、どんな行動を起こしてほしいのでしょうか。これも具体的に定義します。
- 「新規取引に関するお問い合わせ」フォームから、問い合わせてもらう。
- 「最新カタログ(PDF)」をダウンロードしてもらう。
- 会社の電話番号に、電話をかけてもらう。
この3点セット(ターゲット・コンテンツ・ゴール)を最初に徹底的に議論し、文章として明文化しておくこと。これが、更新が止まらないホームページ作りのための「羅針盤」となります。何かを発信しようと迷ったとき、常にこの羅針盤に立ち返ることで、コンテンツの軸がブレなくなり、更新の方向性を見失うことがなくなります。
2. 「誰が」「いつ」「どのように」更新するのか、現実的な社内体制を構築する
立派な目的や計画を立てても、それを実行する体制がなければ絵に描いた餅です。重要なのは、理想を追い求めるのではなく、今の貴社にとって最も現実的で、継続可能な方法を見つけることです。
「誰が(担当者)」
専任の担当者を置くのが理想ですが、難しい場合がほとんどでしょう。その場合は、「主担当」と「副担当」の2名体制をおすすめします。主担当が不在の時でも、副担当が最低限の対応(例:休業案内など)を行えるようにするためです。また、役職者が担当する場合でも、実際の作業は若手社員に任せるなど、企画を考える人(ディレクター)と、手を動かす人(オペレーター)を分けるのも有効です。
「いつ(更新頻度)」
「毎日ブログを更新する!」といった高すぎる目標は、挫折のもとです。まずは、「月に一度、月末に新商品情報を更新する」「季節の変わり目に、特集ページを更新する」といった、具体的なルールを決めましょう。カレンダーに「ホームページ更新日」と書き込んでしまうのです。年間スケジュールを大まかに立てておくと、さらに計画的に進められます。
「どのように(更新フロー)」
更新作業の属人化を防ぐために、誰が見ても分かる簡単なマニュアルを作成しましょう。
- ホームページの管理画面へのログインIDとパスワード。
- お知らせを新規投稿する手順(スクリーンショット付きで)。
- 商品写真を追加する際の、画像の推奨サイズ。
この3点があるだけでも、引き継ぎは格段に楽になります。また、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)と呼ばれる、ブログを書くような簡単な操作でホームページを更新できる仕組みを導入することも、極めて重要です。専門的な知識がなくても、誰でも情報発信が可能になります。
3. ホームページは「器」。中に入れる「素材(情報)」を事前に整理・準備する
ホームページは、あくまで情報を盛り付けるための「器」に過ぎません。本当に価値があるのは、その中に盛り付けられる「料理」、すなわちコンテンツ(情報や写真)です。器(ホームページデザイン)を新しくすることばかりに気を取られ、肝心の中身が空っぽでは意味がありません。
リニューアルや新規制作を検討するなら、まず社内にある「素材」を洗い出し、整理することから始めましょう。
- 商品写真: 既存の写真は十分なクオリティと枚数がありますか? 作家や窯元ごとに整理されていますか? 不足しているなら、いつ、誰が、どのように撮影しますか?
- 文章(原稿): 会社案内、パンフレット、過去の広報誌など、流用できる文章はありませんか? こだわりや歴史、事業内容について、改めて文章に書き起こしてみましょう。
- その他: 業界新聞に掲載された記事、取得した認定、展示会の出展歴など、会社の信頼性をアピールできる材料はありませんか?
これらの素材を事前に整理しておくことで、制作がスムーズに進むだけでなく、「自社の強みは何か」「伝えるべきことは何か」がより明確になります。 素晴らしい京焼・清水焼という「素材」を、最高の形で見せるために。まずは足元にある資産を見つめ直すことが、遠回りのようで、実は最も効果的な近道なのです。
京焼・清水焼卸売業のためのホームページQ&A
ここでは、皆様からよく寄せられる具体的な質問について、Q&A形式でお答えします。
Q1. 商品数が多すぎて、とてもすべては掲載できません。どうすれば良いですか?
A1. すべてを掲載する必要はありません。ホームページを「Webカタログ」ではなく「企業の顔」と捉え、戦略的に商品を絞り込みましょう。
具体的には、以下の基準で掲載商品を選ぶことをお勧めします。
- 代表的な定番商品: 貴社の顔となるような、長年扱っている商品。
- 新規顧客向けの戦略商品: 新たに取引を始めたいと考えているターゲット(例:飲食店、海外バイヤーなど)に響く商品。
- ストーリーのある商品: 作家や窯元の想い、開発秘話など、背景を語れる商品。ブログや特集記事で深掘りすることで、企業の姿勢を伝えられます。
大切なのは網羅性よりも、「貴社がどんな価値観で、どんな商品を扱っているのか」という姿勢を伝えることです。詳細は別途PDFのカタログをダウンロードしてもらう、あるいは直接問い合わせてもらう、といった流れを設計しましょう。
Q2. 卸売なので価格は載せられません。それでも問い合わせは来ますか?
A2. はい、価格を載せなくても問い合わせは来ます。むしろ、BtoB取引においては価格を載せない方が一般的です。
取引先との関係性やロットによって掛け率が変わる卸売業において、価格を明記できないのは当然です。重要なのは、価格以外の「判断材料」を豊富に提供することです。
- 詳細な商品説明: サイズ、素材、電子レンジや食洗機の使用可否など。
- 高品質な写真: 様々な角度から撮影した写真、使用シーンがイメージできる写真。
- 取引の流れ: お問い合わせから納品までの基本的なステップを明記する。
- 企業の信頼性: 創業年、納入実績、メディア掲載歴などを提示する。
これらの情報で「この会社と取引してみたい」と思ってもらえれば、価格は次のステップ(問い合わせ後)の交渉事項となります。「価格がわからないと不安」という一般消費者とは異なり、プロのバイヤーは価格以外の価値を総合的に判断します。
Q3. スマートフォン対応(レスポンシiveデザイン)は、やはり必須でしょうか?
A3. はい、絶対に必須です。
今日のビジネスシーンにおいて、パソコンだけでなくスマートフォンで情報収集を行うのは当たり前です。外出中のバイヤーや、厨房で休憩中の料理長が、手元のスマートフォンで貴社のサイトを見る可能性は十分にあります。その際に、文字が小さくて読みにくかったり、レイアウトが崩れていたりすると、その瞬間にページを閉じられてしまい、大きな機会損失に繋がります。
また、Googleなどの検索エンジンは、スマートフォン対応しているサイトを高く評価する傾向にあります。つまり、スマートフォンに対応していないだけで、検索結果の順位が下がってしまう可能性があるのです。「ホームページ制作 京都」や「ホームページリニューアル」を検討する際は、スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)が標準仕様に含まれているか、必ず確認しましょう。
Q4. お知らせやブログには、どんなことを書けば良いのかネタに困ります。
A4. 新商品や休業案内だけでなく、貴社の「専門性」や「人柄」が伝わる情報を発信しましょう。
ネタに困ったときは、以下の切り口を参考にしてみてください。
- 窯元や作家の紹介: 定期的に取引のある窯元を訪ね、職人さんのインタビュー記事を作成する。顔が見える関係性は、信頼に繋がります。
- 器の専門知識: 「京焼・清水焼の歴史」「器の正しいお手入れ方法」「金彩・銀彩の器の扱い方」など、プロならではの知識を発信する。
- 季節の提案: 「お正月に揃えたい祝いの器」「夏を涼しく彩るガラスの器」など、季節の行事や料理に合わせた器のコーディネートを提案する。
- 展示会やイベントの出展レポート: 現地の様子や、来場者の反応などを報告する。企業の活動的な側面をアピールできます。
- 社員の日常: 普段の仕事風景や、社内のちょっとした出来事など。会社の温かい雰囲気が伝わり、採用活動にも良い影響を与えます。
完璧な記事を目指す必要はありません。まずは「月に1本」を目標に、継続することが重要です。
Q5. InstagramなどのSNSもやった方が良いのでしょうか?ホームページとの連携は?
A5. 優先順位はホームページですが、もし余力があれば、ビジュアル訴求と相性の良いInstagramは有効なツールです。
Instagramは、京焼・清水焼の美しい「見た目」を伝えるのに非常に適しています。新作の器の写真を投稿したり、短い動画で職人の手仕事を紹介したりすることで、国内外のファンを増やすことができます。
ホームページとの連携としては、
- ホームページに、Instagramの投稿を埋め込んで表示する。
- Instagramのプロフィール欄に、ホームページのURLを必ず記載する。
- Instagramの投稿で紹介した商品の詳細ページへ、ホームページ上で誘導する。
といった方法が考えられます。
ただし、SNS運用も手間がかかるため、まずは「本丸」であるホームページの情報を充実させることを最優先に考えましょう。SNSはあくまで、ホームページへ人を呼び込むための「飛び道具」の一つと位置づけるのが良いでしょう。
Q6. 海外(インバウンド)向けのページは作ったほうが良いでしょうか?
A6. 今後の事業展開として海外取引に少しでも可能性があるなら、まずは英語の会社概要ページだけでも用意しておくことを強く推奨します。
本格的な多言語サイトを構築するのは大変ですが、最低限、以下の情報をまとめた英語のページが1枚あるだけでも、海外からの信頼度は大きく変わります。
- 会社名、所在地、連絡先
- 事業内容(What we do)
- 会社の沿革・歴史(Our History)
- 簡単な代表者挨拶
海外のバイヤーが日本の取引先を探す際、英語の情報が全くないと、問い合わせることすら躊躇してしまいます。小さな一歩でも、将来の大きなビジネスチャンスに繋がる可能性があります。Google翻訳などの機械翻訳を活用しつつ、まずは「存在を知らせる」ことから始めてみてはいかがでしょうか。
Q7. 今あるホームページはデザインも古く、10年以上前のものです。リニューアルと、部分的な修正、どちらが良いですか?
A7. 10年以上経過している場合、根本的な構造から見直す「リニューアル」を強くお勧めします。
10年前と現在とでは、Webを取り巻く環境が激変しています。特に、スマートフォン対応とセキュリティ対策の観点から、古いシステムを使い続けることには大きなリスクが伴います。
部分的な修正を繰り返すのは、例えるなら雨漏りする屋根に、その都度コーキング剤を塗ってしのいでいるようなものです。根本的な解決にはならず、長期的にはかえってコストがかさむ可能性があります。
リニューアルを機に、本記事で述べてきたような「目的の再設定」「コンテンツの整理」「更新体制の見直し」をゼロベースで行うことが、貴社のWeb活用を次のステージに進めるための最良の選択となるでしょう。
まとめ:ホームページは「作る」ものではなく、「育てる」もの
京都の京焼・清水焼卸売業という、他に類を見ない専門性と伝統を持つ皆様。そのホームページの更新が止まってしまうのは、決して皆様の努力が足りないからではありません。それは、業界特有の複雑な課題が、見えない足かせとなっているからです。
膨大な商品情報、伝統とWeb表現のジレンマ、卸売業ならではの目的の曖昧さ、そしてIT人材の不足と費用対効果の見えにくさ。これらの根深い課題に一つずつ向き合い、ひも解いていくこと。それこそが、「京都のホームページ制作」や「卸売業のホームページリニューアル」を成功させるための、最も確実な道筋です。
ホームページは、一度作って完成する「建築物」ではありません。日々の水やりや手入れによって、少しずつ成長し、豊かな実りをもたらす「庭」のようなものです。
この記事が、貴社の「庭」を育てるための、最初の栄養となることを心から願っています。まずは、完璧を目指すことをやめてみませんか。そして、社内の皆様で「私たちのホームページで、本当に伝えたいことは何だろう?」と、一度じっくり話し合う時間を持ってみてはいかがでしょうか。
その対話の中から、きっと、貴社だけの価値ある答えが見つかるはずです。
参考
京都の京焼・清水焼卸売業の会社のホームページ制作やリニューアルやサイト運営サポートに関するご相談はお気軽に。
京焼・清水焼卸売業のホームページ関連記事
ホームページ制作やリニューアル、サイト運営サポートの事例
ホームページ制作やリニューアル、サイト運営サポートの事例を随時ご紹介させていただきます。ただし事例については、基本的に実名掲載の実績とは異なり、実際の要望や予算、ボリューム、公開までの時間といった具体的な内容を紹介させていただきます。
それぞれのご依頼者のプライバシーやその他公開できない情報などもありますので、ご依頼者が特定できるような情報は掲載していません。
京都の京焼・清水焼卸売業の会社のホームページリニューアルをご希望の方
京都の京焼・清水焼卸売業の会社のホームページリニューアルをご希望の方は、ホームページリニューアルのページをご覧ください。
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アレンジプランはご要望やご予算をお伺いしてご提案させていただきますので、まずはご相談ください。
京都の京焼・清水焼卸売業の会社のホームページ制作をご希望の方
京都の京焼・清水焼卸売業の会社のホームページ制作をご希望の方は、勝てるホームページ制作のページをご覧ください。
ホームページ制作サービスでは3つのプランをお選びいただけます。
すべてのプランにはホームページ制作作業とリニューアル公開後1年間のサポートが含まれています。制作作業の内容は同じになっていますので、希望するサポート内容からプランをお選びください。
ホームページ運営者としての安心と少しのサポートを求めるなら、Sプラン。
ホームページの積極的な運営とプロによる提案を必要とするなら、Mプラン。
ホームページを本気で効果あるものにしたいと考えるのであれば、Lプラン。
3つのプランの中にピンとくるものが無ければアレンジプラン。
アレンジプランはご要望やご予算をお伺いしてご提案させていただきますので、まずはご相談ください。



















