京都府内の観光協会で、ホームページの制作やリニューアルを検討されているご担当者様へ。
「ホームページが古くなってきたが、どこから手をつければいいかわからない」
「観光客のニーズが多様化し、今の情報発信で十分なのか不安だ」
「制作会社に依頼する前に、自分たちでやるべきことを整理したい」
このような課題やお悩みをお持ちではないでしょうか。
京都は、世界中の人々を魅了する日本随一の観光地です。しかし、その一方で、観光客の過度な集中(オーバーツーリズム)や、それに伴う地域住民の生活への影響、そして定番観光地以外の魅力が十分に伝わっていないといった課題も抱えています。また、観光客の情報収集方法は、パンフレットや雑誌から、スマートフォンでのWeb検索やSNSへと大きくシフトしました。
このような状況において、観光協会の公式ホームページが果たすべき役割は、かつてないほど重要になっています。ホームページは、単なる情報発信ツールではありません。地域の魅力を深く伝え、観光客を適切な場所へ誘導し、満足度の高い体験を提供することで、持続可能な観光を実現するための「デジタル戦略の司令塔」なのです。
本記事では、「ホームページ制作 京都」や「ホームページリニューアル 観光協会」といったキーワードで情報を探している京都府の観光協会のご担当者様に向けて、具体的な事例を交えながら、成功に導くためのヒントを徹底的に解説します。一般論は極力避け、京都という地域に特化した、実践的な内容をお届けします。
もくじ
なぜ今、京都府の観光協会ホームページリニューアルが重要なのか?
まず、なぜ「今」リニューアルが必要なのか、その背景と目的を深く理解することが、プロジェクト成功の第一歩となります。
観光スタイルの変化とデジタル対応の緊急性
近年、観光客の行動は大きく変化しました。特にコロナ禍を経て、その傾向はさらに加速しています。
- 情報収集のデジタル化: ほとんどの観光客は、旅行前(旅マエ)にスマートフォンやPCで訪問先の情報を徹底的に調べます。公式ホームページが魅力的でなければ、そもそも訪問先の候補にすら入らない可能性があります。
- 旅行の個人化・多様化: パッケージツアーから、個人の興味関心に基づいた自由な旅行(FIT: Foreign Independent Tour)へとシフトしています。「有名な観光地を巡る」だけでなく、「特定のテーマ(食、アニメ、禅など)を深く体験したい」「地元の人しか知らない穴場へ行きたい」といったニーズが高まっています。
- 「体験」への価値観シフト: モノ消費からコト消費へ、と言われて久しいですが、観光においては「そこでしかできない体験」への需要がますます高まっています。ホームページ上で、魅力的な体験プログラムを分かりやすく提示し、予約までスムーズに誘導できるかが重要です。
これらの変化に対応できていない古いホームページは、情報が探しにくく、スマートフォ ンで見づらいだけでなく、観光客の多様なニーズを捉えきれず、大きな機会損失を生んでしまっています。
京都特有の観光課題とホームページの役割
世界的な観光地である京都は、独自の課題も抱えています。ホームページリニューアルは、これらの課題解決に貢献する力を持っています。
- オーバーツーリズムと観光客の分散化: 特定の有名観光地(清水寺、嵐山、祇園など)に観光客が集中し、混雑やマナー問題が深刻化しています。ホームページを通じて、「海の京都(府北部)」「森の京都(中部)」「お茶の京都(府南部)」といった他のエリアの魅力を積極的に発信することで、観光客の分散化を促すことができます。 また、「朝観光」「夜観光」といった時間帯をずらした楽しみ方を提案することも有効です。
- 持続可能な観光の実現: 観光客に地域の文化や生活を尊重してもらうための「観光モラル」やマナーを発信することは、DMO(観光地域づくり法人)としての重要な役割です。京都市観光協会では、外国人向け公式サイトで、観光モラルに関する情報を分かりやすく伝える取り組みを行っています。こうした情報をホームページの目立つ場所で発信することで、地域住民と観光客の共存を図り、持続可能な観光地としての価値を高めることができます。
- 事業者支援と地域経済の活性化: 観光協会のホームページは、観光客だけでなく、地域の観光事業者(宿泊施設、飲食店、体験事業者など)にとっても重要なプラットフォームです。京都市観光協会がBtoBサイトとしてホームページを再設計したように、事業者向けの支援情報や連携事業の案内などを充実させることで、地域全体の活性化に繋がります。
リニューアルによる具体的なメリット
ホームページをリニューアルすることで、観光客、地域事業者、そして観光協会自身に、以下のような多くのメリットがもたらされます。
- 観光客にとってのメリット:
- 情報収集の効率化: スマートフォンに最適化された見やすいデザインで、いつでもどこでも快適に情報が得られます。
- 新たな魅力の発見: ガイドブックには載っていないような地域の深い魅力や体験プログラムを知ることができます。
- シームレスな体験: イベントや体験の検索から予約、決済までをオンラインで完結できます。
- 地域事業者にとってのメリット:
- 新たな顧客層へのアプローチ: 協会のホームページを通じて、自社だけではリーチできなかった層へ情報を届けられます。
- 送客効果の向上: 魅力的な特集記事やモデルコースで紹介されることで、直接的な集客に繋がります。
- 連携の強化: 協会からの最新情報を得やすくなり、共同でのプロモーションなどが企画しやすくなります。
- 観光協会にとってのメリット:
- 情報発信力の強化: 地域のブランドイメージを向上させ、戦略的な情報発信が可能になります。
- 業務の効率化: よくある質問への回答を掲載したり、オンライン予約システムを導入したりすることで、電話や窓口での対応業務を削減できます。
- データに基づいた戦略立案: アクセス解析を行うことで、観光客の興味関心やニーズを正確に把握し、次の施策に活かすことができます。
【事例に学ぶ】京都市観光協会のウェブサイト戦略
具体的なリニューアルのヒントを探る前に、京都府内最大のDMOである「京都市観光協会」の先進的なウェブサイト戦略を見ていきましょう。これらの取り組みは、他の市町村の観光協会にとっても大いに参考になるはずです。
DMOとしての役割を果たすBtoB機能の強化
京都市観光協会は、一般観光客向けのサイトとは別に、会員事業者向けのBtoBサイトのリニューアルを行いました。これは、観光協会が単に観光情報を発信するだけでなく、地域の事業者を支援し、地域全体の観光品質を高めていく「DMO」としての役割を重視していることの表れです。
この事例から学べるのは、ホームページのターゲットを「観光客」だけに限定しないという視点です。地域の宿泊施設、飲食店、交通事業者、土産物店などもホームページの重要なステークホルダーです。事業者向けのページを設け、補助金情報、セミナーの案内、共同プロモーションの募集などを掲載することで、協会と事業者との連携が深まり、地域全体の競争力強化に繋がります。
「旅マエ」「旅ナカ」で情報を出し分ける先進的なアプローチ
2025年にリニューアルされた外国人観光客向け公式サイト「Kyoto Travel」では、画期的な機能が導入されました。それは、閲覧者の位置情報を基に、表示されるコンテンツを自動で切り替えるというものです。
- 国外からのアクセス時(旅マエ): 京都観光の計画に役立つ、季節ごとの見どころやモデルコース、イベント情報などを中心に表示。
- 国内(京都近辺)からのアクセス時(旅ナカ): 交通機関の乗り方、Wi-Fi情報、手荷物預かりサービス、そして災害時・緊急時の情報など、滞在中に役立つ実用的な情報を上位に表示。
このアプローチは、観光客がその時々で必要としている情報を的確に提供する、まさに「おもてなし」のデジタル実装と言えます。大規模なシステム改修が難しい場合でも、例えばトップページに「これから京都へ旅行する方」「今、京都に滞在中の方」といった分かりやすいボタンを設置し、それぞれに適した情報ページへ誘導するだけでも、ユーザーの利便性は格段に向上します。
「持続可能な観光」を実現するための情報発信
前述の通り、京都市観光協会は「京都観光モラル」の普及啓発に力を入れています。新しい公式サイトでは、観光マナーに関する情報が「旅マエ」「旅ナカ」を問わず常にサイトの上位に表示されるように設計されています。
これは、「静かな場所では大声で話さない」「舞妓さんの私道を塞いだり、無理に写真を撮ったりしない」といった具体的な行動規範を、旅行計画の段階から観光客に知ってもらうことを目的としています。楽しい情報だけでなく、地域で快適に過ごすための「お願い」を丁寧に伝えることも、公式ホームページの重要な役割です。これにより、観光客と地域住民との間の摩擦を減らし、長期的に愛される観光地を目指すことができます。
多言語対応の「質」を高める視点
京都市観光協会のサイトは、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、フランス語、スペイン語の6言語に対応しています。インバウンド観光客を誘致する上で多言語対応は不可欠ですが、重要なのは単に対応言語数を増やすことだけではありません。
注目すべきは、文化的な背景を考慮した魅力発信です。例えば、「Discover Kyoto」というページを新設し、京都が日本の都であった歴史的背景や、伝統工芸、美食文化などを分かりやすく紹介しています。これは、単なる情報の翻訳ではなく、海外の人が「なぜ京都は魅力的なのか」を深く理解できるようなコンテンツ作りを目指していることの表れです。自動翻訳に頼るだけでなく、ネイティブスピーカーによるチェックや、各言語圏の文化に合わせたコンテンツの調整が、真に「伝わる」多言語サイトの鍵となります。
京都府下の観光協会が実践すべきホームページリニューアル8つのヒント
京都市の事例を踏まえ、ここからは京都府内の各観光協会がリニューアルで具体的に取り組むべき8つのヒントを、さらに深掘りして解説します。
1. ターゲット(誰に届けたいか)を再定義する
「すべての観光客」をターゲットにしていては、誰の心にも響かない情報発信になってしまいます。まずは、自分たちの地域に「誰に」「何を」伝えたいのかを明確に定義することが最も重要です。
- ペルソナ設定: 年齢、性別、国籍、旅行スタイル、興味関心など、具体的な人物像(ペルソナ)を設定しましょう。
- 例1:宇治市「抹茶スイーツ巡りが目的の20代アジア人女性グループ」
- 例2:亀岡市「ラフティングと温泉を楽しみたい30代ファミリー」
- 例3:京丹後市「美しい海と新鮮な海産物を求めて訪れる50代夫婦」
- ターゲットごとのコンテンツ企画: ペルソナを設定することで、発信するべき情報が明確になります。上記の例1なら、抹茶スイーツ店の特集記事や、写真映えするスポットを巡るモデルコースが有効でしょう。例3なら、旅館の宿泊プランと連携した魚市場の見学ツアーなどが響くかもしれません。ホームページのトップで、ターゲットが自分向けの情報だとすぐに分かるようなナビゲーションを工夫することが重要です。
2. 「知られざる京都」の魅力を発掘・発信する
多くの観光客が持つ「京都」のイメージは、京都市内の寺社仏閣に偏りがちです。しかし、京都府には多様な魅力を持つエリアが存在します。ホームページは、これらの「知られざる京都」の魅力を発信する絶好のプラットフォームです。
- エリアブランディングの強化: 「海の京都」「森の京都」「お茶の京都」「竹の里・乙訓」といった府のエリアコンセプトを活用し、各地域の個性を際立たせましょう。
- 深掘りしたコンテンツ: 例えば「森の京都」エリアなら、美山のかやぶきの里の美しい風景だけでなく、「茅葺き職人の一日」といったインタビュー記事や、地元のジビエ料理を提供するレストランの紹介など、一歩踏み込んだ情報を掲載することで、コンテンツに深みが出ます。
- 地元の人からの情報発信: 「地元のおすすめランチ」「農家さん直伝、旬の野菜の美味しい食べ方」など、地域住民ならではの視点を取り入れたブログやコラムは、観光客にとって非常に価値のある情報となります。
3. 没入感を高めるビジュアルコンテンツ
スマートフォンの画面越しに、いかにその場の空気感や魅力を伝えられるかが、現代のウェブサイトには求められています。特に観光サイトにおいて、高品質な写真や動画はテキストの何倍もの情報を伝える力を持っています。
- プロのカメラマンによる写真撮影: スマートフォンのカメラも高性能になりましたが、やはりプロが撮影した写真は光の捉え方や構図が全く異なります。地域の美しい風景、美味しそうな料理、人々の生き生きとした表情など、ホームページの顔となる写真は、ぜひプロに依頼することを検討してください。
- 動画コンテンツの活用:
- ショート動画: 1分程度の短い動画で、地域の魅力をテンポよく紹介。SNSでの拡散も狙えます。
- ドローン映像: 壮大な自然景観や街並みをダイナミックに表現するのに最適です。
- 体験動画(POV視点): 陶芸体験やカヌー体験などを一人称視点で撮影し、視聴者がまるでその場にいるかのような没入感を提供します。
- インタビュー動画: 伝統工芸の職人や農家、旅館の女将など、「人」にフォーカスした動画は、地域の物語を伝え、ファンを作るきっかけになります。
4. 体験・アクティビティ予約機能の導入
魅力的な体験プログラムを見つけても、予約するために電話をかけたり、別のサイトに移動したりする必要があると、多くのユーザーは途中で離脱してしまいます。情報収集から予約、決済までをホームページ上でワンストップで完結できる仕組みは、顧客満足度を大きく向上させます。
- 予約システムの選定: 現在は、比較的低コストで導入できるクラウド型の予約システムが多数存在します。カレンダー形式での空き状況の表示、オンライン決済機能、多言語対応、自動返信メール機能などを備えたシステムを選びましょう。
- 地域事業者との連携: 地域の体験事業者に予約システムへの登録を促し、協会ホームページを体験プログラムのポータルサイトとして機能させることを目指します。事業者は新たな販路を獲得でき、協会はサイトの魅力を高められるというWin-Winの関係を築けます。
5. 地域事業者との連携プラットフォームを目指す
ホームページを、単なる協会の公式サイトから、地域全体の観光情報を集約した「地域公式ポータルサイト」へと昇華させることを目指しましょう。
- 事業者データベースの充実: 地域の宿泊施設、飲食店、土産物店、体験事業者などを網羅したデータベースを作成し、検索機能を充実させます。「#ペットと泊まれる宿」「#個室のある飲食店」「#車椅子で利用可能」といった、多様なニーズに応えるタグ検索ができると非常に便利です。
- 事業者による情報発信: 各事業者が自ら情報を更新できるようなシステム(CMS)を導入することも有効です。これにより、常に最新の情報が掲載されるだけでなく、協会の更新業務の負担も軽減されます。
- 相互送客の仕組み: 例えば、宿泊施設のページから近くのおすすめ飲食店へ、体験プログラムのページから関連する土産物店へ、といった形でサイト内でユーザーが回遊するような導線を設計し、地域内での経済循環を促進します。
6. 目的別のモデルコースを提案する
「どこへ行けばいいかわからない」という観光客にとって、具体的なモデルコースは旅行計画を立てる上で非常に役立ちます。画一的なコースではなく、ターゲットの多様なニーズを想定した、ユニークな切り口のコースを複数用意しましょう。
- テーマ別モデルコース:
- 歴史・文化: 「明智光秀ゆかりの地を巡る旅」(亀岡市、福知山市)
- 食・グルメ: 「日本酒と発酵食を味わう丹後美食ツアー」(京丹後市、宮津市)
- 自然・アクティビティ: 「保津川ラフティングと湯の花温泉満喫プラン」(亀岡市)
- ファミリー向け: 「天橋立で遊ぶ!家族で楽しむ1日プラン」(宮津市)
- 滞在日数・交通手段別コース: 「公共交通機関で巡る1泊2日のお茶の京都」「車で巡る海の京都絶景ドライブコース」など、具体的な条件を提示することで、ユーザーは自分の旅行プランに当てはめやすくなります。
- 地図との連携: Googleマップなどと連携し、コースを地図上で分かりやすく表示することで、位置関係や移動時間を直感的に理解できるようになります。
7. SEO対策:「京都 × ニッチキーワード」で潜在層にアプローチ
「京都 観光」のようなビッグキーワードで検索結果の上位に表示させることは非常に困難です。しかし、より具体的でニッチなキーワードであれば、競合が少なく、上位表示を狙うことが可能です。
- 掛け合わせキーワードの洗い出し: 「地域名 × 〇〇」「目的 × 〇〇」といった形で、ユーザーが検索しそうなキーワードを洗い出しましょう。
- 例:「伊根 舟屋 宿泊」「美山 かやぶきの里 アクセス」「宇治 抹茶パフェ 人気」「京都 ひとり旅 おすすめ」「京都 雨の日 過ごし方」「京都 御朱印 限定」
- キーワードを意識したコンテンツ作成: 洗い出したキーワードをタイトルや見出し、本文中に自然な形で盛り込み、そのキーワードで検索したユーザーの疑問や悩みに完璧に答える質の高い記事を作成します。こうした記事を一つ一つ積み重ねていくことが、結果的にサイト全体の評価を高め、検索エンジンからの流入を増やすことに繋がります。
8. データ分析に基づく継続的な改善
ホームページは「作って終わり」ではありません。公開してからが本当のスタートです。データを分析し、改善を続ける(PDCAサイクルを回す)ことで、ホームページを常に最適な状態に保つことができます。
- アクセス解析ツールの導入: 無料で利用できるGoogle Analyticsなどを導入し、定期的にデータを確認する習慣をつけましょう。
- 注目すべき指標:
- どのページがよく見られているか: 人気のあるコンテンツを把握し、関連情報を拡充する。
- ユーザーはどのキーワードで流入しているか: ユーザーのニーズを把握し、新たなコンテンツ企画のヒントにする。
- どのページの離脱率が高いか: ユーザーが途中で見るのをやめてしまうページの原因を探り、内容やデザインを改善する。
- スマートフォンとPCの利用比率: スマートフォンからのアクセスが多ければ、より一層モバイルでの見やすさを追求する。
- 改善の実行: データ分析から得られた仮説を元に、コンテンツの追加や修正、デザインの変更などを行い、その結果をまたデータで検証するというサイクルを継続的に回していくことが、ホームページを「生きているメディア」として成長させる鍵となります。
ホームページリニューアルに関するQ&A
ここでは、観光協会のご担当者様からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q1. リニューアルの予算はどれくらい考えれば良いですか?
A1. ホームページの規模や求める機能によって大きく変動しますが、一般的な目安として、小規模なもので数十万円から、多言語対応や予約システム、事業者向け機能などを盛り込んだ本格的なものであれば数百万円以上となることが多いです。重要なのは、まず「リニューアルによって何を達成したいか」という目的を明確にし、必要な機能の優先順位をつけることです。複数の制作会社から見積もりを取り、提案内容と費用を比較検討することをおすすめします。
Q2. 制作期間はどのくらいかかりますか?
A2. こちらも規模によりますが、企画・要件定義からデザイン、開発、コンテンツ制作、公開まで、少なくとも3ヶ月~半年程度、大規模なものでは1年近くかかることもあります。特に、掲載する写真の撮影や原稿の準備に時間がかかることが多いです。公開したい時期から逆算して、余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。
Q3. 既存のホームページにあるコンテンツは活かせますか?
A3. はい、多くの場合で活かすことが可能です。特に、これまでに蓄積してきた地域のイベント情報や観光スポット紹介などのテキストコンテンツは、新しいサイトでも貴重な資産となります。ただし、情報が古くなっていないかの確認や、新しいデザインに合わせて文章のトーンを調整する(リライト)作業は必要になります。写真は、新しいデザインのトンマナに合わない場合や、解像度が低い場合は、撮り直しを検討した方が良いでしょう。
Q4. スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)は必須ですか?
A4. はい、絶対に必須です。 現在、観光情報を検索するユーザーのほとんどはスマートフォンを利用しています。スマートフォンで表示が崩れたり、文字が小さくて読みにくかったりするサイトは、その時点ですぐに離脱されてしまいます。PC、タブレット、スマートフォンなど、あらゆるデバイスの画面サイズに合わせて最適な表示が自動的に行われる「レスポンシブデザイン」での構築が現在の標準です。
Q5. 外国人観光客向けに特に注意すべき点は何ですか?
A5. 多言語対応はもちろんですが、それ以外にも注意すべき点がいくつかあります。
- 文化や習慣への配慮: 宗教上の食事制限(ハラル、ベジタリアンなど)に対応している飲食店の情報や、礼拝スペースの有無などを掲載すると親切です。
- 分かりやすい交通案内: 特に公共交通機関が複雑なエリアでは、乗り換え方法やお得な乗車券の情報を写真や図を多用して分かりやすく解説することが重要です。
- 通信環境: 無料Wi-Fiスポットの情報をまとめたマップなどを用意すると喜ばれます。
Q6. SNS(Instagram, Facebookなど)との連携はどのように行うのが効果的ですか?
A6. ホームページとSNSは、それぞれの特性を活かして連携させることが重要です。
- SNSは「認知拡大・交流」の場: Instagramでは美しい風景写真やショート動画で興味を引きつけ、Facebookではイベントの告知や地域ニュースを発信してファンとの交流を深めます。
- ホームページは「情報の集約・コンバージョン」の場: SNSの投稿からホームページの特集記事や予約ページへ誘導し、より深い情報提供や実際の予約(コンバージョン)に繋げます。ホームページの各記事にSNSのシェアボタンを設置し、情報の拡散を促すことも忘れないようにしましょう。
Q7. 公開後の運用(更新作業)で重要なことは何ですか?
A7. ホームページは公開後の運用こそが重要です。最低限、以下の点は継続して行う必要があります。
- イベント情報や新着情報の更新: 常にサイトを訪れる価値があると思ってもらうため、情報の鮮度を保ちましょう。
- 季節ごとのコンテンツ更新: 「桜の名所特集」「紅葉ライトアップ情報」など、季節に合わせたコンテンツはアクセスを集めやすいキラーコンテンツです。
- ブログやコラムの定期的な更新: 定期的なコンテンツ更新は、リピーターを育てるだけでなく、SEO(検索エンジン最適化)の観点からも非常に有効です。担当者で分担するなど、無理なく続けられる運用体制を事前に構築しておくことが成功の鍵です。
まとめ
本記事では、京都府の観光協会がホームページをリニューアルする上で考慮すべき視点や具体的なヒントを、京都市観光協会の事例を交えながら詳しく解説しました。
改めて重要なポイントを振り返ります。
- ホームページは、多様化する観光客のニーズと地域の課題を繋ぎ、解決へと導く「デジタル戦略の司令塔」である。
- 京都市観光協会の事例は、「事業者連携」「旅マエ・旅ナカ対応」「持続可能な観光」といった未来の観光サイトのヒントに満ちている。
- 成功の鍵は、ターゲットを明確にし、地域の知られざる魅力を、高品質なビジュアルと共に深く掘り下げて伝えること。
- 予約機能やモデルコース提案で利便性を高め、SEO対策とデータ分析で継続的にサイトを成長させていく視点が不可欠。
ホームページのリニューアルは、決して簡単なプロジェクトではありません。しかし、それは単に古くなったデザインを一新するだけの作業ではなく、自分たちの地域の魅力と未来を再定義し、発信していくための、最もパワフルな投資です。
この記事が、京都府内の観光協会のご担当者様にとって、リニューアルプロジェクトを成功に導くための一助となれば幸いです。貴協会の情報発信が、より多くの観光客を魅了し、地域のさらなる活性化に繋がることを心から願っております。
京都の観光協会のホームページ制作やリニューアル、サイト運営についてのご相談はお気軽に。
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ホームページ制作やリニューアル、サイト運営サポートの事例
ホームページ制作やリニューアル、サイト運営サポートの事例を随時ご紹介させていただきます。事例は、基本的に実名掲載の実績とは異なり、実際の要望や予算、ボリュームといった具体的な内容を紹介させていただきます。
少しでもイメージしていただけるよう実際の事例を紹介していこうと思います。
ただし、それぞれのご依頼者のプライバシーやその他公開できない情報などもありますので、ご依頼者が特定できるような情報は掲載していません。
京都の観光協会のホームページリニューアルをご希望の方
京都の観光協会のホームページリニューアルをご希望の方は、ホームページリニューアルのページをご覧ください。
ホームページリニューアルサービスでは3つのプランをお選びいただけます。
すべてのプランにはホームページリニューアル作業と公開後1年間のサポートが含まれています。制作作業の内容は同じになっていますので、希望するサポート内容からプランをお選びください。
ホームページ運営者としての安心と少しのサポートを求めるなら、ライトプラン。
ホームページの積極的な運営とプロによる提案を必要とするなら、スタンダードプラン。
ホームページを本気で効果あるものにしたいと考えるのであれば、プレミアムプラン。
3つのプランの中にピンとくるものが無ければアレンジプラン。
アレンジプランはご要望やご予算をお伺いしてご提案させていただきますので、まずはご相談ください。
京都の観光協会のホームページ制作をご希望の方
京都の観光協会のホームページ制作をご希望の方は、勝てるホームページ制作のページをご覧ください。
ホームページ制作サービスでは3つのプランをお選びいただけます。
すべてのプランにはホームページ制作作業とリニューアル公開後1年間のサポートが含まれています。制作作業の内容は同じになっていますので、希望するサポート内容からプランをお選びください。
ホームページ運営者としての安心と少しのサポートを求めるなら、Sプラン。
ホームページの積極的な運営とプロによる提案を必要とするなら、Mプラン。
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3つのプランの中にピンとくるものが無ければアレンジプラン。
アレンジプランはご要望やご予算をお伺いしてご提案させていただきますので、まずはご相談ください。























