【2025年度版】京都府の補助金でホームページ制作・Web広告!「3R技術開発等支援補助金」を徹底解説【最大150万円】

京都府内で、環境に配慮した製品やサービスを展開されている事業者の皆様に朗報です。自社の優れた取り組みや製品を、もっと世の中に広めたいと思いませんか?そのための強力な武器となるホームページの制作・リニューアルや、効果的なWeb広告の出稿に、京都府の補助金を活用できる可能性があります。

本記事では、2025年度(令和7年度)の「京都府3R技術開発等支援補助金」の中でも、特にWebマーケティングに活用できる「販路開拓等分野」に焦点を当て、その全貌を徹底的に解説します。

「うちの製品は対象になるの?」
「具体的にどんな経費が補助されるの?」
「申請って難しそう…」

といった疑問や不安を解消し、申請準備から採択後の手続きまで、この記事一本で理解が深まるよう、1万文字を超えるボリュームで詳細にご案内します。最大150万円の補助金を活用し、ビジネスを大きく飛躍させるチャンスを掴みましょう。

もくじ

1. はじめに:京都府3R技術開発等支援補助金とは?

補助金の目的と背景 – なぜ今、3Rが重要なのか

この補助金は、正式名称を「京都府3R技術開発等支援補助金」といいます。その目的は、事業者による産業廃棄物の3Rを強力に推進することにあります。

3Rとは?

  • Reduce(リデュース/発生抑制): 廃棄物の発生そのものを減らすこと。
  • Reuse(リユース/再使用): 一度使ったものを繰り返し使うこと。
  • Recycle(リサイクル/再生利用): 廃棄物を原材料やエネルギー源として有効利用すること。

持続可能な社会の実現が世界的な課題となる中、資源を大切にし、環境への負荷を減らす「循環型社会」への転換が急務とされています。この補助金は、京都府内の事業者が3Rに関する先進的な取り組みや技術開発を行う際の経済的な負担を軽減し、その活動を後押しすることで、京都府全体の環境負荷低減と持続可能な社会構築に貢献することを目的としています。

財源は「産業廃棄物税」 – 事業の社会的意義

この補助金の財源は、京都府が導入している「産業廃棄物税」の税収です。これは、産業廃棄物を排出した事業者や処理業者が納める税金であり、その使い道は、従来の規制や啓発活動に加えて、事業者の自主的な3Rへの取り組みを積極的に支援するために充てられています。

つまり、この補助金を活用するということは、単に自社の利益追求だけでなく、京都府の環境政策の一翼を担い、社会全体の課題解決に貢献するという大きな意義を持つのです。申請する事業計画においても、この社会的意義を意識することが、採択への重要な鍵となります。

5つの支援分野の概要

この補助金には、事業者の多様なニーズに応えるため、5つの支援分野が設けられています。

  1. 研究・技術開発等分野: 3Rに関する新たな技術や製品を開発するための研究費用を支援。
  2. リサイクル施設等整備分野: リサイクルを行うための施設や設備の導入を支援。
  3. 販路開拓等分野: 本記事で詳述。3Rに資する製品・サービスの販路開拓を支援。ホームページ制作やWeb広告はここに含まれます。
  4. 建設系産業廃棄物 AI・IoT 開発導入分野: AIやIoTを活用した建設系廃棄物の3R促進技術の開発・導入を支援。
  5. プラスチックごみ資源循環モデル分野: プラスチックごみの資源循環に関するモデル事業を支援。

自社の取り組みがどの分野に最も合致するかを確認することが第一歩です。

2. 【最重要】ホームページ制作・Web広告に使える「販路開拓等分野」とは

事業者の皆様が最も関心を寄せるであろう、ホームページ制作やWeb広告費に活用できるのが、この「販路開拓等分野」です。

この分野の目的 – 3R製品の市場を切り拓く

いくら優れた3R関連の製品やサービスを開発しても、それが市場に認知され、顧客の手に渡らなければ意味がありません。この分野は、まさにその「市場に届ける」ための活動を支援することを目的としています。環境価値の高い製品が正しく評価され、広く流通する市場を形成するための、マーケティング活動全般を後押しする制度です。

補助対象となる事業の具体例

公募要領(別紙3)では、補助対象となる事業として以下の4つのカテゴリーが挙げられています。自社の製品やサービスが、これらのいずれかに該当するか確認してみましょう。

① リサイクル製品の販路開拓
産業廃棄物を原材料として製造された製品の販路を広げる事業です。

  • 例: 食品工場から出る野菜くずを原料にした家畜用の飼料、建設現場で発生した木くずを再利用した木質チップ、廃プラスチックから作られたプランターなど。
    • Web活用イメージ: これらの製品の魅力を伝えるECサイトを構築し、オンラインで全国に販売する。製品の環境価値や製造プロセスを紹介するコンテンツマーケティングを展開する。

② 発生抑制に貢献する製品(長寿命・軽量化製品など)の販路開拓
従来品よりも少ない原材料で作られていたり、長持ちすることで廃棄物の発生を抑えたりする製品の販路を広げる事業です。

  • 例: 従来品より高耐久な長寿命型の建設資材、部品点数を減らして軽量化した機械部品、繰り返し充電できる回数を大幅に向上させた小型蓄電池など。
    • Web活用イメージ: 従来品との性能比較(耐久性、ライフサイクルコストなど)を分かりやすく示すランディングページを制作し、BtoB向けのWeb広告を出稿する。

③ 3Rを促進するシステム等の販路開拓
産業廃棄物の3Rを促進するためのソフトウェアやシステムの販路を広げる事業です。

  • 例: 工場や店舗ごとの廃棄物排出量をデータ管理し、削減目標の達成を支援するクラウドシステム、廃棄物の種類に応じて最適なリサイクル業者をマッチングするプラットフォームなど。
    • Web活用イメージ: システムの導入事例や費用対効果をまとめたホワイトペーパーを作成し、ダウンロードと引き換えにリード(見込み客)を獲得するためのWebサイトを構築する。

④ 3Rに資する機械・設備の販路開拓
廃棄物の発生抑制や再資源化に高い効果が期待できる機械や設備の販路を広げる事業です。

  • 例: 食品廃棄物の水分を効率的に取り除く脱水機、建設現場で廃棄物を種類別に高速で選別する装置、廃油を再生燃料に変える施設など。
    • Web活用イメージ: 機械の動作や導入効果を動画で紹介するコンテンツを作成し、YouTube広告や専門メディアへの記事広告を掲載する。

あなたのビジネスは該当する?セルフチェックリスト

□ あなたの会社は、上記①~④のいずれかに該当する製品・サービス・システム・機械を扱っているか?
□ その製品等は、産業廃棄物の「発生抑制」「再使用」「再生利用」のいずれかに貢献するか?
□ その貢献度は、客観的なデータ(例:廃棄物削減量〇%、リサイクル率〇%向上)で示すことができるか?
□ これから、その製品等の販路を拡大するための具体的な計画(Webサイト制作、広告出稿など)があるか?

これらに「Yes」と答えられるなら、この補助金を活用できる可能性が非常に高いです。

3. 補助金の対象となる事業者(応募資格)- あなたは申請できる?

補助金を申請するためには、以下の6つの要件をすべて満たす必要があります。

① 事業所の所在地(京都府内であること)
京都府内に、事業を行うために必要な技術・施設等を備えた事業所(本社、支社、工場など)を有していることが絶対条件です。これから府内に事業所を設置する計画がある場合も対象となります。
※ただし、府外へ移転する予定がある場合は対象外です。

② 事業の安定性・継続性
申請する補助事業を、安定して継続的に実施できる経営基盤や見通しがあることが求められます。

③ 財務状況(純資産がプラスであること)
原則として、直近2年間の決算書のうち、少なくともどちらか1つの年度で、貸借対照表の「純資産の合計」がプラス(黒字)である必要があります。これは、事業を遂行する上での財務的な健全性を示すための要件です。
※詳細は支援センターへの問い合わせが推奨されています。

④ 法令遵守(府税の滞納がないこと等)
京都府の府税(法人府民税、事業税など)を滞納していないことが必要です。また、その他関連する法令に違反していない、クリーンな事業者であることも求められます。

⑤ 許認可の確認
補助対象となる事業を実施するにあたり、何らかの許認可(例:廃棄物処理業許可など)や届出が必要な場合は、それらの手続きを監督官庁に確認し、適切に行っている(または行う予定である)ことが必要です。

⑥ 京都府暴力団排除条例の遵守
申請者が、京都府暴力団排除条例に規定する暴力団員等に該当しないことが条件です。

これらの資格要件は、申請時に誓約書などで確認されます。

4. 補助金額と補助率 – いくら補助されるのか?

事業計画を立てる上で最も重要な、補助金の金額について見ていきましょう。

補助率:原則1/2、特定の場合は2/3

補助対象として認められた経費の2分の1以内が補助されます。

  • 例: 補助対象経費として100万円が認められた場合、その1/2である50万円が補助されます。

ただし、プラスチック代替製品(プラスチック製の製品の代替となる、環境負荷の低い素材でできた製品)の販路開拓に係る事業については、補助率が3分の2以内に優遇されます。

  • 例: プラスチック製ストローの代替となる紙製ストローの販路開拓で、補助対象経費が120万円かかった場合、その2/3である80万円が補助されます。

補助金額:20万円から最大150万円まで

補助金の額は、1件あたり20万円以上、100万円(総額)以内です。
つまり、補助対象経費の総額が40万円以上(40万円 × 1/2 = 20万円)の事業から申請が可能です。

ここでも、プラスチック代替製品の場合は優遇措置があり、補助金額の上限が150万円となります。

  • 通常の場合: 補助金上限100万円
  • プラスチック代替製品の場合: 補助金上限150万円

予算による変動の可能性について

注意点として、補助金の交付額は京都府の予算の範囲内で決定されます。そのため、申請件数が多い場合や、審査の結果によっては、算出された上限額よりも低い金額での交付となる可能性があります。

5. 【経費詳細】ホームページ制作・リニューアル・広告費も対象!

この補助金の最大の魅力は、販路開拓に必要なマーケティング費用が幅広く対象となる点です。特にWeb関連の経費について詳しく解説します。

補助対象経費の全体像

「販路開拓等分野」では、主に以下の4つの経費が補助対象となります。

  1. 旅費及び交通費
  2. 広告宣伝費
  3. 委託費
  4. 展示会出展料

この中で、ホームページ制作やWeb広告に関連するのは「2. 広告宣伝費」です。

広告宣伝費:Webサイト関連費用の核心

公募要領には、「広告料、パンフレット、リーフレット及びホームページの作成等に必要な経費」と明記されています。これは、以下のような幅広いWebマーケティング活動が対象になることを意味します。

  • ホームページ新規制作:
    自社の3R製品・サービスの魅力を伝え、企業の信頼性を高めるための公式ホームページを新たに制作する費用です。デザイン費、コーディング費、コンテンツ作成費などが含まれます。
  • 既存ホームページのリニューアル:
    情報が古くなったサイトを刷新したり、スマートフォン対応(レスポンシブデザイン化)したり、製品情報をより分かりやすく伝えるためのリニューアル費用も対象です。
  • ECサイト(ネットショップ)の構築:
    3R製品をオンラインで直接販売するためのECサイトを構築する費用です。商品登録機能、決済機能、顧客管理機能などを備えたサイトの制作が該当します。
  • ランディングページ(LP)の制作:
    特定の製品やサービスに特化し、問い合わせや購入などのコンバージョンを直接的に促すための、縦長の1枚もののWebページ(LP)の制作費用です。Web広告と連動させることで高い効果が期待できます。
  • Web広告出稿費:
    制作したホームページやLPにターゲット顧客を呼び込むための広告費用です。
    • リスティング広告(検索連動型広告): GoogleやYahoo!で特定のキーワード(例:「食品残渣 飼料」)を検索したユーザーに表示する広告。
    • SNS広告: Facebook, Instagram, X (Twitter)などで、ユーザーの属性や興味関心に合わせて配信する広告。
    • ディスプレイ広告: ニュースサイトやブログなどの広告枠に表示されるバナー広告。
    • 業界専門メディアへの記事広告・バナー広告 など。
  • パンフレット、リーフレット制作:
    Webだけでなく、展示会や商談で配布する紙媒体の制作費用も対象です。

その他の対象経費

  • 旅費及び交通費:
    補助事業を行うために必要な出張費用です。例えば、製品をアピールするための展示会への出展や、遠隔地の顧客との商談にかかる交通費・宿泊費などが該当します。
  • 委託費:
    自社で実施できない専門的な業務を外部に委託する費用です。例えば、新製品の市場ニーズを探るための「市場調査」や、製品に含まれる成分を分析するための「成分分析」を調査会社や分析機関に依頼する費用が該当します。
  • 展示会出展料:
    国内外の見本市や展示会に出展するための会場費、小間料、ブース設営に必要な備品のレンタル料(リース・割賦契約は除く)などが対象です。

補助対象外となる経費 – ここに注意!

一方で、以下の経費は補助対象とならないため、事業計画を立てる際に混同しないよう注意が必要です。

  • 汎用性の高い備品の購入費:
    パソコン、机、椅子、プリンター、サーバーなど、他の業務にも使用できる汎用的な機器の購入費用は対象外です。ホームページ制作は対象ですが、そのサイトを動かすためのサーバー購入費は対象外、という点に注意が必要です。
  • 自社の人件費:
    この事業に携わる自社の役員や従業員の給与・人件費は対象になりません。
  • 【最重要】交付決定前の契約・支払い:
    センターから「補助金交付決定通知書」が届く前に発注・契約・支払いを行った経費は、すべて補助対象外となります。フライングは絶対に禁物です。
  • 不動産関連費:
    事業に必要な土地や建物の購入・賃借料。
  • 特許関連費:
    特許、実用新案権などの出願・登録に関する費用。
  • 消費税及び地方消費税:
    経費に含まれる消費税額は、原則として補助対象から除外して申請する必要があります。
  • その他:
    学会や講演会の参加費、補助事業に直接関連しない経費など。

6. 申請期間と事業全体のスケジュール

【重要】募集・受付期間:2025年8月29日(金)午後5時まで

2025年度(第1回公募)の募集・受付期間は、2025年7月31日(木)から変更となり、2025年8月29日(金)午後5時が締切です。この期限は厳守ですので、計画的に準備を進める必要があります。

申請から補助金受領までのタイムライン(モデルケース)

全体の流れを把握しておきましょう。

  • ~2025年8月29日:【申請者】申請準備・提出
    • 事業計画の策定、提出書類の準備。
    • 締切日までに支援センターへ持参して提出。
  • 2025年9月頃:【センター】審査・採択内定
    • 支援センターによる書類審査。
    • (販路開拓分野は原則としてプレゼン審査なし)
    • 採択・不採択の結果が通知されます(「採択内定通知」)。
  • 2025年9月~10月頃:【申請者・センター】交付申請・交付決定
    • 採択内定を受けた事業者は、正式な「補助金交付申請書」を提出します。
    • センターが審査し、問題がなければ「補助金交付決定通知書」が届きます。
  • 交付決定通知後~2026年2月頃:【事業者】事業実施
    • この「交付決定通知書」を受け取った日以降に、ホームページ制作会社への発注や広告代理店との契約が可能になります。
    • 計画に沿って事業を実施します。
  • 事業完了後~2026年3月10日:【事業者】実績報告
    • 事業が完了したら、20日以内または2026年3月10日のいずれか早い日までに「事業実績報告書」を提出します。
    • 契約書、発注書、請求書、支払いを証明する書類(銀行振込の控えなど)の写しを添付します。
  • 2026年3月頃:【センター】額の確定・補助金支払い
    • センターが実績報告書を審査し、必要に応じて現地調査を行います。
    • 内容が適正と認められると、補助金の額が最終的に確定し、「額の確定通知」が届きます。
    • 事業者は請求書を提出し、その後、指定の口座に補助金が振り込まれます。

補助金は後払い(精算払い)である点を理解しておくことが重要です。

7. 申請方法と提出書類 – 準備を万全に

提出方法:持参のみ(要事前連絡)

申請書類の提出は持参のみです。郵送やメールでは受け付けていません。また、訪問する際は、必ず事前に電話で連絡を入れる必要があります。担当者が不在の場合もあるため、アポイントメントは必須です。

提出先・問い合わせ先

  • 名称: 一般社団法人京都府産業廃棄物3R支援センター
  • 住所: 〒600-8009 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地 京都経済センター4F 417号室
  • 電話: 075-352-0530
  • FAX: 075-352-0529

提出書類一覧(法人・個人事業主別)

提出書類は多岐にわたります。計画書の様式は支援センターのホームページからダウンロード可能です。 (https://www.kyoto-3rbiz.org/)

【計画書本体(様式1~6)】(1部提出)

  • 様式1 販路開拓等分野計画書
  • 様式2 販路開拓等分野計画総括表
  • 様式3 事業者の概要(応募者)
  • 様式4 事業計画説明書: 計画の具体的内容を記述する最も重要な書類。
  • 様式5 事業年次計画
  • 様式6 事業費内訳: 経費の見積もりを詳細に記述。

【添付資料】

  • 誓約書

<法人の場合>

  • 登記事項証明書(発行後3ヶ月以内のもの)
  • 事業内容がわかるもの(会社案内パンフレット等)
  • 直近2年間の決算書(貸借対照表、損益計算書、販売費及び一般管理費内訳)
  • 府税納税証明書(「府税に滞納がないこと」の証明)
  • 補助対象製品の概要がわかるもの(カタログ、仕様書等)
  • (あれば)補助対象製品の過去の販売実績がわかるもの

<個人事業主の場合>

  • 住民票の写し(原本、発行後3ヶ月以内のもの)
  • 事業内容がわかるもの(パンフレット等)
  • 直近2年間の所得税確定申告書の写し
  • 府税納税証明書
  • 補助対象製品の概要がわかるもの
  • (あれば)補助対象製品の過去の販売実績がわかるもの

8. 審査のポイント – 採択される計画書の作り方

「販路開拓等分野」は原則としてプレゼン審査がないため、提出する計画書がすべてです。以下の4つの審査基準を意識し、説得力のある書類を作成しましょう。

審査基準の4つの柱を理解する

  1. 産業廃棄物の3Rを促進する効果/資源化効果:
    • この事業(製品の販路拡大)によって、どれだけ産業廃棄物の発生抑制や再資源化に貢献できるのか?
    • アピール方法: 「この製品が普及すれば、年間〇トンの廃棄物削減が見込まれる」「従来のリサイクル手法に比べ、本製品の原料となるリサイクル手法はエネルギー効率が〇%高い」など、具体的な数値やデータを用いて効果を客観的に示すことが重要です。
  2. 販路開拓等の妥当性:
    • 製品そのものの優位性(機能、性能、技術、安全性、先進性)は何か?
    • 市場の規模はどれくらいか? ターゲットとする顧客のニーズは本当にあるのか?
    • 計画している販路開拓の手法(ホームページ制作、Web広告など)は、製品やターゲット顧客に対して効果的か?
    • アピール方法: 競合製品との比較表を作成する。ターゲット顧客層を明確にし、その市場規模のデータを引用する。なぜホームページが必要なのか、なぜこのWeb広告手法を選ぶのか、その戦略的な理由を論理的に説明する。
  3. 事業遂行体制:
    • この事業を最後までやり遂げるための組織体制は整っているか?
    • スケジュールは現実的か?
    • 資金計画(自己負担分の資金繰り)に無理はないか?
    • アピール方法: 事業の責任者と担当者を明記し、それぞれの役割を明確にする。詳細な事業スケジュール(ガントチャートなど)を添付する。自己資金の準備状況について具体的に記述し、資金面での不安がないことを示す。

審査員は、あなたの事業が「補助金を投じる価値のある、社会的意義と成功の見込みを兼ね備えた計画」であるかを見ています。情熱だけでなく、客観的なデータと論理的な説明で計画書の完成度を高めましょう。

9. 採択後の流れと知っておくべき重要事項

無事に採択された後も、いくつかの重要な手続きがあります。

  • 【最重要】事業の開始タイミング(発注・契約):
    何度も繰り返しますが、「補助金交付決定通知書」が手元に届くまでは、絶対に業者への発注や契約を行わないでください。通知日より前の日付の契約書や発注書は、経費として認められません。
  • 事業内容の変更・中止手続き:
    やむを得ず事業計画の内容や経費配分を大きく変更する場合や、事業を中止・廃止する場合は、事前にセンターの承認が必要です。勝手に変更を進めないでください。
  • 経理処理と証拠書類の保管義務(5年間):
    補助事業にかかる経費は、会社の他の経費とは明確に分けて管理する必要があります。専用の帳簿を用意することが望ましいです。また、見積書、契約書、発注書、納品書、請求書、銀行振込の控えなど、お金の流れがわかるすべての証拠書類は、事業が完了した年度の終了後5年間、保管する義務があります。
  • 財産管理と収益納付の可能性:
    この補助金で財産(例:高額なソフトウェアなど)を取得した場合、一定期間は勝手に処分(売却、廃棄など)できません。また、補助事業の成果によって大きな収益が上がったと判断された場合、交付された補助金の全部または一部を返納(収益納付)するよう求められることがあります。

10. 想定Q&A

Q1. 個人事業主でも申請できますか?
A1. はい、応募資格を満たせば個人事業主の方でも申請可能です。提出書類が法人とは一部異なりますのでご注意ください。

Q2. ホームページ制作とWeb広告、両方の費用を申請できますか?
A2. はい、どちらも「広告宣伝費」として認められれば、合わせて申請可能です。事業費内訳(様式6)に、それぞれの見積額を分けて記載してください。

Q3. サーバー代やドメイン取得費用は対象になりますか?
A3. サーバーの「購入費」は汎用性が高いため対象外ですが、ホームページを公開するためのレンタルサーバーの「利用料」やドメインの「取得・更新料」については、事業期間中の経費として認められる可能性があります。詳細は事前にセンターにご確認ください。

Q4. 申請すれば必ず採択されますか?
A4. いいえ、必ず採択されるわけではありません。提出された事業計画書は専門家によって厳正に審査され、評価の高いものから予算の範囲内で採択されます。計画書の完成度が非常に重要です。

Q5. 他の公的機関の補助金と重複して申請できますか?
A5. 同一の事業内容で、他の補助金と重複して交付を受けることはできません。もし他の補助金にも申請中、または申請予定の場合は、計画書にその旨を記載する必要があります。両方採択された場合は、どちらか一方を辞退する必要があります。

11. まとめ

「京都府3R技術開発等支援補助金(販路開拓等分野)」は、環境に貢献する優れた製品・サービスを持ちながらも、その魅力を十分に伝えきれていない事業者にとって、まさに飛躍のチャンスとなる制度です。

ホームページ制作やWeb広告といった、現代のビジネスに不可欠なマーケティング活動の費用を最大150万円まで補助してもらえることは、非常に大きなメリットです。

この記事を参考に、自社の取り組みが補助金の対象となるかを確認し、社会的意義と成功への熱意が伝わる事業計画書を作成してみてください。締切は2025年8月29日(金)です。準備には時間がかかりますので、今すぐ行動を開始しましょう。

ご不明な点があれば、まずは一般社団法人京都府産業廃棄物3R支援センターに電話で相談してみることをお勧めします。あなたの素晴らしい取り組みが、この補助金を活用して、より多くの人々に届くことを心から応援しています。

公式サイト

★令和7年度 京都府3R技術開発等支援補助事業について★ – 一般社団法人京都府産業廃棄物3R支援センター

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1971年奈良県生まれ。京都・滋賀を中心にWeb制作・DX支援を行うオフィスピコッツ株式会社代表取締役。制作歴25年以上、官公庁・大手企業から中小まで多様なサイトを手掛け、Webアワードでの受賞歴多数。ホームページ制作、リニューアル、SEO、補助金活用、多言語EC・オンラインショップ運営支援までワンストップ提供するWebマーケティングのプロ。新規事業立ち上げ支援や自治体DX、各種プロジェクトのアドバイザー、大学校・高校講師、PTA会長など活動は多岐にわたる。琵琶湖観光PRにも情熱を注ぎ、地域企業の売上向上と持続的成長を伴走型で支援し、日々研鑽を続けている。